世界各地で1100万中国人の共産党脱退声援集会とパレード
【大紀元日本6月14日】6月11日午後、横浜市横浜公園で、千百万人の中国人が大紀元サイトで中共とその関連組織から脱退すると表明したことに応援の集会を行った。主催側の脱党サービスセンターによると、大紀元のシリーズ社説・「九評共産党」が2004年12月に発行され、中国国内で共産党からの脱退運動を引き起こした。今回の活動は、大紀元サイトで中共とその関連組織から脱退すると表明した1100万人の中国人へ応援する趣旨であり、東京のほか、米国や、豪州、ニュージーランド、などの大都市で声援集会とパレードが相次ぎ開かれた。
脱党サービスセンター日本支部の佐藤氏や、大紀元の張本真・記者、民主中国陣線日本支部の主席・李松氏、日本法輪大法学会の代表・鶴園氏、在日華人学者・張玉福氏などが、集会で発言し、中共政権が秘密収容所で生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出・販売する裏幕を強く譴責し、中共政権の残虐な本質を認識、中共から離脱するよう呼びかけた。集会後、参加者が雨の中中華街周辺を中心にパレードを行った。
同活動は、米国、豪州などでも行われ、米国のサンフランシスコのチャイナータウンでは6月10日、声援集会とパレードが行われた。
ワシントン広場で開かれた集会(大紀元)
集会ではルーマニア人のスティーブさんが発言、「1989年の東ヨーロッパで共産党政権が崩壊するときに、反共産党デモが発生してからわずか4日間で共産党政権が崩壊した」と説明、共産党への離脱を表明する人が1100万人に達したことを祝福し、更なる大勢の中国人が中共と決別する願いを語った。
ブルガリア系米国人イバイロさんも共産党の迫害を受けていた1人。「当時の東ヨーロッパでは共産党政権が崩壊する直前までに、いまの中共政権と同じ非常に強勢のようにみえたが、人民の堅い意志に倒された。同様なことが中国で必ず発生すると確信している」と述べた。
発言するするイバイロさん(大紀元)
ロサンゼルスの脱党サービスセンターは6月10日午前、声援集会を開いた。世界脱党サービスセンターの代表者・高大維氏は、欧州議会のスコット副議長が5月末に欧米国家の政界要人として初めて中国の人権状況を現地調査し、拷問などの迫害を受けた法輪功学習者と面会したことなどを挙げ、法輪功への集団迫害が始まって7年以来、「九評共産党」の出版と日々高まる脱党運動に後押しされ、欧米国家の政府や、要人、メディアが中共政権による国民への虐殺、人権を踏み躙る状況に目を向け始めたと評価した。
南カリフォルニア州のソフト開発会社Quality Software Developer (QSD)社は、1100万人の脱党者に占める共産党員の割合を様々なキーワードで分析した。今回の集会で同社の代表・劉傑森博士はその結果を公表した。それによると、約全体の60.5%を占める660万人は共産党員であるという。
一方、政治評論家の伍凡氏も発言し、『いま、中共の軍内部では異変が起こり、大陸の軍部関係者から、海外で専門のホームページを開設し、軍人全員と国民に中共政権を崩壊させるための軍事行動を知らせるようとの提案が上げられた。このほどロサンゼルスに訪れていた中共司法部の部長クラスの幹部は、「千人あまりの関係者はすでに心の準備をし、中共の崩壊を楽しみにしている」と話した』と明かした。
豪州のシドニーでは6月10日午後、チャイナータウンで声援集会が開かれた。昨年5月に豪州政府に政治亡命した中共元外交官・陳用林氏や、中国問題の研究者、民主活動家などが講演した。陳用林氏は発言の中で、「ドイツに訪れたときに、マルクスの彫刻像の前で記念写真を撮る人皆中国人観光客だった。入り口には中国語で「いらっしゃいませ」と書いている。そこに訪れるのはほとんど中国人である。中国人は長い間に中共政権に洗脳され、共産主義という悪魔の生みの親を崇拝しているとのことを示す絶好の証だ」と述べ、豪州在住の華人に対し、心の底から中共のマインドコントロールから脱却し、魂と良識を裏切るのを止め、チャイナータウンに潜む中共の影響を排除するよう呼びかけた。
豪州政府に政治亡命した中共元外交官・陳用林氏(大紀元)
豪州のメルボルンでは6月3日、中心広場で記念集会とパレードを行った。豪州政府に亡命した法輪功弾圧を指揮する中共ゲシュタポ組織・「610オフィス」の前警官・カク鳳軍氏や、法輪功への集団迫害を調査する民間団体「追査国際」の代表、民主活動家、県議会議員ビクター・パートン(Victor Perton )の代理人などがスピーチをし、中共の暴虐統治を暴かす写真展も開かれた。
集会で発言する・カク鳳軍氏(大紀元)
ニュージーランドではオークランド市や、クライストチャーチ市、首都のウェリントン市などで、脱党支援センターのボランティアたちは1100万人が中共から脱党するとの情報を伝え、中国の秘密収容所で生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する裏幕を街頭で実演し、善良のニュージーランド人は、初めてこのような真相を知り、非常に驚かれた様子で、政府に進呈する嘆願書に署名したり、挫けずにがんばるよう励ましたりした。大勢の民衆は今回の活動を通じ、法輪功の宗旨「真、善、忍」をより深く理解し、中共政権
ニュージーランドで女の子は涙ながら、「中国でこのような惨劇が発生しているなんて、本当に心が痛む」と語った(大紀元)
の本質を認識した。