中共中央政治局、拡大会議で「五大敵対勢力」を発表

【大紀元日本3月16日】中共中央政治局が先月、拡大会議を開き、「国内情勢は複雑、国際情勢は厳しい」との認識を通達し、さらに国家にとって脅威となる「五大敵対勢力」を発表した。「争鳴月刊」が伝えた。

中央政治局は拡大会議で国内外の情勢を通達

全人代および全国政治協商会議の前日16日、中央政治局は拡大会議を開き、国内外の情勢について通達し、四総、三軍、各大軍区司令官が全員出席した。通達では、経済発展、政治体制改革、党政の見直しを展開し、来年秋に開催される第17回全人代、さらに2008年の政府・人民代表の再選出、北京五輪等に伴い、国内外敵対勢力が活発化し破壊工作をしかねないと予想。現段階は新時代に突入し、社会矛盾が多発しているが、経済社会の発展段階における必然性であり、また、これは各地区にありがちな特殊性で、矛盾の性質は、基本的には人民内部の矛盾である。各種の要素があるので、処理が不適切であれば、矛盾を激化させ、変質させる可能性があり、国家に深刻な危害をもたらし、計りしれない災難を引き起こす恐れがあるとの認識が示された。

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