中共上層部のエイズ裏事情

【大紀元日本2月23日】旧正月明け、北京の中国人民解放軍総医院301医院で、エイズで感染死した事例が発生した。この病院は中共高官専用の軍部高級病院であり、中共政権内部には波紋が広がったようだ。

2003年のSARS感染も、北京は301病院から拡散した。情報筋によると、当時、山西省で炭鉱業から起業した女性宝石商が、広東でSARSに感染し、両親にも伝染した。治療のため一家は北京に出向き、一流病院の301病院に入院した。後に母親が死亡し、宝石商と父親は伝染病治療の専門病院304病院に転院した。まったく感染防止の措置を取らなかったため、301病院と304病院で、合わせて20数人の医療関係者がSARSに感染してしまったという。

内部情報によると、SARS事件後、301病院の院長と山西省の炭鉱業者との繋がりがさらに深まったようだ。ある炭鉱主は2005年、別の病気で301病院に入院治療していたが、突然エイズ感染により死亡した。生前死者と接触があった病院関係者は全員検査を受け、その結果、病院政治部の女性幹事がエイズに感染していることが判明した。この女性幹事は中国海軍の元政委(最高司令官に相当する)楊懐慶氏の秘書の妻である。後の調査で彼女は亡くなった炭鉱主と性的関係があったことを認め、さらに病院内部だけで性交渉があった男性は20数人になるという。

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