中国の有名知識人、中共文化の海外輸出を語る

【大紀元日本2月18日】中共政権はこのほど、500人規模の公演団を組織して、「中国文化オーストラリア公演」の名義でオーストラリアを巡回公演し、シドニーでは華人の新年祝賀パレードに参加、ダーリン・ハーバーで花火を打ち上げた。今回のオーストラリア公演の費用は1億人民元を超えると、現在オーストラリアに亡命中の中共前シドニー領事館領事陳用林氏はみている。学術講演のためシドニー滞在中の中国時勢を鋭く批判することで知られている若手作家・余傑氏と王怡氏が、シドニーで講演を行った際に、今回の中共のオーストラリア公演を見ての感想と見解を語り、中共は膨大な費用を掛け海外で文化工作の意図に関して、西側諸国で定着した虐殺者としてのイメージを「聖人君子」に変えようとし、中共政権の落ち目を挽回するためであるという。余傑氏はまた、海外社会は、中共の宣伝術を打ち破り、中共政権と中国、そして中共政権が作り出した文化と中国文化をはっきり見分ける必要があると指摘した。

納税者として心が痛む

当日ちょうどシドニーに着いた余傑氏は、華人新年祝賀パレードを見学し、複雑な思いであったという。余氏は「今回の公演で中共は1億人民元以上使っているそうだ。私は、中国で生活している公民であり納税者で、自分の払った税金が彼らにほしいままに使われているのを見て、非常に心が痛む」と語った。

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