広東省:シックハウス症候群で、年間210万の児童が死亡
【大紀元日本1月3日】広東省で室内空気に対して調査が行われ、調査対象の住宅建築物の5割以上は、シックハウス症候群を引き起こす原因と見られるフォルムアルデヒド放射量が基準値を超えており、中に基準値の18倍になるところもあると発表。中国では年間210万人の児童がシックハウス症候群にかかり、死亡しているという。博訊ネットが伝えた。
広東信息時報によれば、広東省消費者協会、広東省環境科学学会は昨年の8月より、427戸の新築住宅に対して室内空気に対して調査を行い、約55%の住宅の室内空気から基準超過のフォルムアルデヒド放射量が検出され、中には書斎および寝室の同放射量は70%まで達していることが明らかになった。
広東省の住宅建築の内装および家具には、過半数が揮発性の化学粘着剤または有毒塗装料が使用されたため、室内空気の汚染が深刻であるという。
統計によれば、中国では毎年約210万人の児童が内装による汚染空気の直接吸入が原因で、呼吸道感染疾病にかかり死亡し、430万以上の人が体の不調を訴えている。
広東省消費者協会は、2004年より住宅内装材に関する相談はすでに2000件にのぼり、今後さらに増加する傾向があると示した。
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]