タミフル耐性ウイルスで、ベトナム患者が死亡
【大紀元日本12月27日】米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」(22日付)によると、鳥インフルエンザに感染したとされるベトナム人2人が鳥インフルエンザ治療薬のタミフルを服用した後、死亡し、2人の体からタミフルに耐性のあるウイルスが検出されたことがこのほど分かった。
同誌によると、英国オックスフォード大学の教授らが2004年から2005年までの間にタミフルを投与されたベトナム患者8人を対象に、調査を行った結果、8人のうち4人が死亡したという。死亡した4人のうち、13歳と18歳の女性患者から、タミフルに対し耐性のあるウイルスが見つかった。この2人の患者はタミフルが最も有効とされる期間中に投与されたという。多くの医師はこの結果に驚いており、タミフルの有効性の限界を明らかにした格好となった。
タミフルは現在、鳥インフルエンザに最も有効な治療薬とされているが、感染初期に服用しなければ有効性はない。タミフルの製造元であるスイス医薬品大手のロシェ・ホールディング(ROG)は今、動物実験を行い、投与量が与える影響を検討しているという。
関連記事
G7サミット最終日、トランプ米大統領はイランとの協議や原油価格への影響、インドのモディ首相との会談について説明した。エジプトのシシ大統領とも会談し、貿易やナイル川をめぐる問題を協議
欧州連合(EU)の立法府議員らが、権威主義的政権が海外の標的を沈黙させようとする「越境弾圧」への対抗措置強化を訴えた。最新の報告書は、中共政権、ロシアなどを主要な実行国として名指しした一方、数十もの政府が海外の反体制派を追っていると指摘している
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
英国で、国家安全保障法施行後、中共関連のスパイ活動で初の有罪判決。中共当局のために香港民主活動家らを監視したとして、男2人に禁錮刑が言い渡された
G7サミットは米イラン合意への支持を確認し、地政学、重要鉱物サプライチェーン、経済安全保障とレジリエンス、麻薬対策などの分野における新たな国際協調を強化した。実はこれらはいずれも実質的に中国共産党を標的としたものである。