タミフル耐性ウイルスで、ベトナム患者が死亡

【大紀元日本12月27日】米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」(22日付)によると、鳥インフルエンザに感染したとされるベトナム人2人が鳥インフルエンザ治療薬のタミフルを服用した後、死亡し、2人の体からタミフルに耐性のあるウイルスが検出されたことがこのほど分かった。

同誌によると、英国オックスフォード大学の教授らが2004年から2005年までの間にタミフルを投与されたベトナム患者8人を対象に、調査を行った結果、8人のうち4人が死亡したという。死亡した4人のうち、13歳と18歳の女性患者から、タミフルに対し耐性のあるウイルスが見つかった。この2人の患者はタミフルが最も有効とされる期間中に投与されたという。多くの医師はこの結果に驚いており、タミフルの有効性の限界を明らかにした格好となった。

タミフルは現在、鳥インフルエンザに最も有効な治療薬とされているが、感染初期に服用しなければ有効性はない。タミフルの製造元であるスイス医薬品大手のロシェ・ホールディング(ROG)は今、動物実験を行い、投与量が与える影響を検討しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
デヴィッド・ボウイが8歳から20歳まで過ごしたロンドンの生家が、2027年後半に一般公開される。名曲「スペース・オディティ」が誕生したわずか5畳弱の寝室を中心に、1960年代の姿が忠実に再現される予定だ
イラン全土で続くデモに対し、当局は参加者を「神の敵」として死刑に処すと警告し、弾圧を強めている,。死者は子供を含む65人に達した,。トランプ米大統領は、致死的な武力行使が続くならば強力に介入すると表明
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
カナダ政府は2026年も移民受け入れ枠を縮小する方針を示した。住宅不足、家賃の高騰、行政インフラの一方、人口減少が進む中、産業界からは労働力不足が経済成長の足かせになるとの懸念が強まっている。
トランプ米大統領は、ベネズエラの暫定政権が政治犯の釈放を開始したことを受け、これまで想定していた第2次の軍事攻撃を中止したと表明。また、石油大手が少なくとも同国エネルギー業界に1000億ドルを投資すると述べた