呉葆璋インタビュー:「新30条」に露呈された中国軍部の実情

【大紀元日本8月27日】中国軍部官製「解放軍報」8月17日の報道によると、中国共産党中央軍事委員会が最近軍部全体に対して、「軍隊の中国共産党紀律処分條例完遂補充規定」という新しい条例を発した。新条例は全部で30条あり、党の軍に対する絶対的統帥力を強調すると共に、軍人に対し、社会のデモ行進、その他示威行為、座り込み、請願、集団直訴などの活動への参加、あるいは支持を厳しく禁じると通告した。元フランス国際ラジオ放送局中国語報道部のベテランジャーナリスト・呉葆璋氏がこのほど、大紀元の取材に応じ、「軍隊の中国共産党紀律処分條例完遂補充規定」について(以下「新30条」と略称)見解を述べた。呉氏の意見では、「新30条」が作られた背景は、「党が銃(軍隊)を指揮する」現状がうまく作用できないことにあり、「新30条」は中共軍部の現状をはっきり表しているという。

下記は呉葆璋氏がインタビューに答えた内容の記録。

「新30条」は、中共の規定の中でも、軍部に関して一番多くの情報が伝えられた資料であるとはいえる。一体何が伝えられているのか?幾つが挙げると、

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