青海省、渡り鳥の死因は鳥インフルエンザと確認
【大紀元日本5月22日】中国農業部は21日、中国西部の青海省で今月初旬に発見された死んだ渡り鳥を検査したところ、死因は鳥インフルエンザであることを確認したと発表した。
新華ネットが21日報道したところによると、ハルビン獣医研究所鳥インフルエンザ研究実験室が、 5月4日に青海省剛察県泉吉郷で発見された死んだ渡り鳥を検査したところ、H5N1型鳥インフルエンザウィルスに感染していたことがわかった。同型ウイルスの感染で東南アジアではすでに50人が死亡した。
農業部によると、このウイルスは、他の鳥や人間には感染していないが、安全のため周辺地域を閉鎖し、拡散防止の緊急対策をとっているという。
感染が確認された渡り鳥の死骸は、観光地の青海湖国家級自然保護区で発見され、観光客に人気のインドガン。青海省林業局によると、5月4日から6日の間、青海湖の鳥島、泉湾などで、約150羽の鳥の死骸が発見された。鳥インフルエンザウイルス感染の疑いに対して、当初現地政府は、鳥インフルエンザウイルスなどの可能性を否定した。
中国では昨年1月から3月にかけ、全国に鳥インフルエンザが拡大した。同7月に安徽省で再発したが、それ以降感染例は報告されていない。
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]