ニーマン基金、中国政府との協力関係を解消へ
【大紀元日本5月15日】ハーバード大学のニーマン基金は、2008年に北京で開催されるオリンピックで報道の自由をいかに扱うべきかについて、中国の記者にトレーニングを行っているが、先日、この協力関係を解消すると発表した。
この基金の責任者によれば、中国では中共がこれまでマスコミをコントロールしてきたことから、基金の元メンバーらがこのプログラムに強く反対しており、現在のメンバーも中共のマスコミに対する抑圧に高い関心を持っているという。基金は、このプログラムの協賛者であったが、基金の名声を考慮し、誤解を避けるために、この協力関係を解消したい意向である。
ニーマン基金は現職の記者に奨学金を支給し、研究を行うための環境を提供している。毎年アメリカの記者と外国記者がそれぞれ12名招聘され、ハーバード大学で学術研究を行っている。
(新唐人テレビ局)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。