胡春華が中共重要会議を欠席 失脚説浮上も内部関係者は「体調不良」
中国共産党(中共)の第20期中央委員会第5回全体会議(五中全会)を控え、全国政治協商会議(政協)副主席の胡春華が重要行事を欠席し、さまざまな憶測が広がっている。中共内部の事情に詳しい情報筋は、欠席の理由を体調不良と説明する一方、胡春華の政治的復権は難しいとの見方を示した。
10月22日、中共は北京の人民大会堂で、紅軍の長征勝利90周年を記念する大規模な大会を開いた。
中共中央テレビのニュース番組が放送した映像には、党や国家の高官らが主席台に着席する様子が映っていたが、胡春華の姿は確認できなかった。
関連記事
習近平がトップに就任して約14年、汚職対策などで792万2千人を処分した。当局は反腐敗運動の成果を強調する一方、依然として情勢は厳しいと説明。ネット上では制度そのものへの批判が相次ぐ
中国共産党高官の私的交流への規制が強まっていると、党指導部に近い消息筋が証言した。引退した最高指導部メンバー同士の通話にも届け出が必要だという。内部規制の存在や適用範囲は独自に確認できていない
中国共産党は29日、北京で4日間開いた第20期中央委員会第5回全体会議で、張昇民・中央軍事委員会副主席(68)を政治局員に選出した。来年後半の党大会を控え、軍中心に前例のない規模の粛清が続くなか、空席ポストを埋めた
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘