「移民の武器化」に対抗へ 欧州委員長が危機感 「域外国境の警備強化要する」
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は今月21日、移民を政治的・戦略的な手段として利用する「移民の武器化」に対抗するため、EUの域外国境の警備を強化する必要があると述べた。
フォンデアライエン氏はEUが長年にわたり不法移民の流入に直面しており、その一部にはベラルーシとロシアが関与したとみられる事例もあると指摘。域外国境への脅威に対応するため、欧州委員会が「欧州緊急対応枠組み」を提案すると表明した。枠組みは年末に発表する予定という。
同氏は「ロシアとベラルーシが移民を武器として利用してきたことを、われわれは目の当たりにしてきた」と述べ、「国家主体、非国家主体が意図的に大規模な人の移動を引き起こしている」と指摘した。
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