中共大使「武力なら簡単に勝てる」 フィリピン大統領が「脅しに近い」と不快感
中国共産党の井泉駐フィリピン大使が、南シナ海問題を巡る発言の中で「武力を用いれば簡単に勝つことができる」との趣旨を述べたことが波紋を呼んでいる。これを受けてフィリピンのマルコス大統領は10月16日、威嚇とも取れる物言いだとして不快感を示した。
問題の発言は15日、フィリピンのケソン市で催された南シナ海関連の討論会「ディリマン・ダイアローグズ」の終了後に飛び出した。居合わせた記者らに対し、井大使は「トラブルメーカー」と呼ばれる論調へのいら立ちをにじませながら、「この地域に中国という隣国がいることをありがたく思うべきだ」と口にした。
さらに「武力を用いれば簡単に勝つことができる。しかし、われわれはそれを選ばない。平和を何より重んじているからだ」と主張した。
関連記事
習近平が米国の若者10万人を中国に招待。しかし米専門家は「危険すぎる」と警鐘。留学のはずが外交の人質に?
韓国軍の主要施設に、中国製コネクテッドカー190台超が出入りしていることが判明。未登録車も海軍施設に延べ565回進入していた。カメラやGPS、LiDARによる軍事情報流出への懸念が強まっている
ノルウェー紙によると、同国の軍事演習で、中国製自動車の車載カメラが軍事施設の暗証番号や車両の走行経路などを記録していたことが判明した
アクセンチュアが中国事業の売却を検討していることが分かった。大中華圏事業の評価額は最大15億ドルに達する可能性がある。AI需要の拡大を見据え、成長性の高い分野への経営資源集中を進める
フランスのマクロン大統領は10月18日、国民向けに演説し、抗議活動に乗じて店舗を略奪し、建物に放火した暴徒の責任を追及すると表明した。