中国の改正国防動員法が1日から施行 民間資源の「徴用」拡大 台湾有事を念頭か
中国で1日、国防動員法の改正法が施行された。2010年の制定以来初の全面改正で、有事に経済・社会の力を軍事力に転換する「平戦快速転換」を条文上初めて定義したほか、民間資源を確保する手段として、従来の「徴用」に加え、所有権の移転を伴いうる「徴収」を新たに規定した。
台湾では警戒感が強まっている。一方、台湾当局内には、今回の改正を台湾有事に直接結び付けるべきではなく、2015年に始まった中国軍の改革に伴う制度整備の一環とみる見方もある。
改正法は全国人民代表大会常務委員会で8月28日に可決され、同日公布された。条文数は72条から82条に増えた。
関連記事
「有名ブランドなのに安すぎる」?中国でまた、偽物のスキンケア商品を作る地下工場が摘発された
朝5時半から夜10時まで学校、毎日試験。中国各地で学生の飛び降りが相次ぐ。中国の子供たちに何が起きているのか
中国でまた「連休明けに職場が消えた」。近年繰り返される笑えない連休明け
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
中国共産党の機関紙が10日連続で中国経済に関する署名記事を掲載した。内需や消費の弱さを認める一方、分析では「9・29」景気刺激策の効果は限定的で、短期的な大規模追加策の可能性も低いとの見方が出ている