9月15日、日本政府は、購入者の国籍に関する情報を加えた大規模な土地取引の統計を初めて公表した。2025年下半期に外国人・外国法人による届け出は68件あり、中国が28件で最多だった。写真は東京タワーと周辺の風景(Adam Pretty/Getty Images)

日本が土地購入者の国籍を調査 中国が28件で最多

日本政府は購入者の国籍に関する情報を加えた大規模な土地取引の統計を初めて公表した。2025年下半期の外国人・外国法人による届け出は68件で、中国が28件、全体の41.2%を占めて最多だった。ただ、これらの取引は同期間の届け出全体の0.7%にとどまる。件数が多いとはいえない中、なぜ日本政府は「誰が土地を買っているのか」を調べ始めたのか。

その理由は、土地取引そのものに限らない可能性がある。日本政府は近年、不動産登記などの制度で購入者の国籍を把握する方針を示す一方、安全保障の観点から外国人による土地取得の規則も検討し始めている。

日本の国土交通省が9月15日に公表したデータによると、2025年7~12月に国土利用計画法に基づいて届け出られた大規模な土地取引は9573件で、このうち外国人・外国法人によるものは68件、全体の0.7%だった。対象となる土地の面積は124ヘクタールで、届け出面積全体の0.5%を占めた。届け出が必要となる面積は地域によって異なり、2千平方メートル、5千平方メートル、1万平方メートル以上に分かれる。

▶ 続きを読む
関連記事
自民党は9月16日、臨時の総務会を開き、高市早苗総裁のもとで新たな党役員人事を決定し、新執行部を発足させた。麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長ら主要幹部を留任させ、政権運営の安定を重視した布陣となった。翌17日には高市首相が内閣改造を行い、木原稔官房長官が「第2次高閣」の閣僚名簿を発表した。
自民党は9月16日、臨時総務会を開き、高市早苗首相(党総裁)の下で新たな党役員人事を決定した。麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らを留任させ、執行部の骨格を維持した。重要法案の審議を控え、政権運営の安定と党内融和を優先している。
政府は9月15日の閣議で、税制改正大綱を決定した。2027年4月1日から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げ、2029年度に本格導入する所得連動型の直接給付制度「就業者負担軽減支援金」への移行を見据えた臨時措置と位置付ける。
国土交通省は、外国人や外国法人による大規模な土地取得の状況について、国土利用計画法に基づく届出データの集計結果を初めて公表した。2025年7~12月の届出件数は68件で全体の0.7%、取得面積は124ヘクタールで全体の0.5%だった。