9月10日、中国国務院は「中小企業の代金回収難の解消に向けた取り組みの強化に関する通知」を発表し、大企業に対して「60日以内の支払い」の履行を促した。必要に応じて、資金を借り入れてでも未払い代金を支払うことを後押しする内容となっている。写真は中国の工場のイメージ。(STR/AFP)

中国 大企業に「60日以内の代金支払い」促す 中小企業の未払い深刻化で金融リスク懸念

中国では、企業が未払い代金をめぐる裁判で勝訴しても、実際に代金を回収できないケースが少なくない。地方政府や大企業による支払いの遅れが取引先に広がり、中小企業の資金繰りを圧迫している。

中国国務院弁公庁は9月10日、「中小企業の代金回収難の是正に関する通知」を公表した。大企業に対し、中小企業への代金を原則60日以内に現金で支払うよう促す内容である。

通知では、物品や工事、サービスの提供を受けた日から60日以内に、中小企業へ代金を現金で支払う取り組みを、大企業に求めている。故意に支払いを遅らせる行為を改めるとともに、銀行からの借り入れや社債の発行によって資金を調達し、未払い代金の支払いに充てることも認めた。

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