中国の著名なドキュメンタリー制作者、作家、写真記者の杜斌氏(宋碧龍/大紀元)
当局が嫌う問題を長年取材

人権問題を追った著名な中国人記者に実刑判決

中国で、天安門事件や人権問題など、当局が神経をとがらせるテーマを長年追ってきた杜斌(ドゥ・ビン)氏に、懲役1年6カ月の実刑判決が言い渡された。

杜氏は、中国の著名なドキュメンタリー制作者、作家、写真記者として知られる。2025年10月15日、北京の警察に拘束された。翌日には日本へ向かう予定だった。

北京の裁判所は8月28日、「騒ぎを起こして社会秩序を乱した」とする罪で、杜氏に懲役1年6カ月を言い渡した。証拠とされたのは、政治や社会問題に関するSNS上の転載やコメント約40件。しかし判決文や起訴状は公開されず、家族にも「機密事件」として詳しい説明はなく、どの投稿の何が犯罪に当たったのかは明らかにされていない。

▶ 続きを読む
関連記事
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
チベットで発生した大規模な土石流で多数の死者と行方不明者が出ている。法学者の袁紅氷氏は、中共による「略奪的な資源開発」がチベットの生態環境や災害リスクを悪化させていると批判
ネパールとチベット国境で発生した大規模土石流をめぐり、両国の情報公開に大きな差がみられる。中共は現場映像の削除や外国人記者の取材制限、「正能量」を強調する報道が指摘されている
中国の人権派弁護士、王夏紅氏が家族とともに台湾で庇護を求めた。シオン教会の弁護を担当したことで中共当局から圧力を受けており、台湾当局は一家4人に「人道的滞在」を認めた
約50日の間に3つの台風が浙江省玉環市付近に相次いで上陸し、中共海軍基地周辺を襲った。異例の進路や記録的な長寿命、上海の豪雨など、相次ぐ異常現象を追う