8月26日、中国のソーシャルメディアに投稿された監視カメラ映像は、チベット自治区の吉隆が鉄砲水に襲われる様子を捉えている。AFP通信は衛星画像と街路データを使い、映像の撮影場所を確認した。これらの映像はその後、中国のソーシャルメディアから削除された。写真は映像の一場面(UNKNOWN/AFP) (Photo by UNKNOWN / AFP)

海外メディア関係者 中国共産党がネパール・チベット洪水の真相を混乱させる

8月26日、ネパールとチベットの国境地域が洪水と土石流に襲われた。8月31日時点のデータによると、洪水災害による死者は900人を超え、約5千人が行方不明となった。死者と行方不明者の大半はネパール側で、中国共産党(中共)が公表した人数はごくわずかだった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは同日、論評記事を掲載し、中共がネパール洪水の真相を混乱させていると指摘した。

ウォール・ストリート・ジャーナルの論説特集担当副編集長、マシュー・ヘネシー氏は、かつてマンハッタン政策研究所の編集長を務めた。同氏は8月31日早朝に発表した記事で、直前の週末までに、ネパールとチベットの国境地域で発生した鉄砲水による公式の死者数は800人に達したと記した。このうち、ネパールでは少なくとも785人が死亡した一方、中国側の死者はわずか16人だった。

同氏は、今後数週間で死者数が増えることは確実だとした。これほど大規模な災害であれば、原因に世界の関心が集まるのは当然である。中共政府は直ちに反応し、「われわれを責めるな」とする声明を相次いで発表したという。

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