2015年7月3日、ニューヨーク市の中国大使館前で行われた集会に参加する法輪功学習者たち。人権侵害をめぐり江沢民を提訴する世界的な動きを支持している。 Larry Dye/Epoch Times

江沢民生誕100年の仮面 北京の称賛が歴史から消し去るもの

論評

8月17日、中国の国営メディアは、江沢民・元中国共産党党首の生誕100年を記念する記事を一斉に掲載した。環球時報、チャイナ・デイリー、新華社は、江沢民を「長年の試練を経た共産主義の戦士」「揺るぎない信念」を持ち、「人民への深い愛情」を抱いた人物として称賛する文章を転載した。

しかし、そこでは語られていないことがある。江沢民は天安門事件をきっかけに出世し、自ら法輪功への迫害を開始した。また、「厳打(犯罪撲滅)」運動を展開し、今日の新疆における厳格な治安統制体制の基礎を築いたほか、香港が自治を失っていくことにつながる法的な土台を整えた。さらに、果たされることのなかった約束と引き換えに、西側諸国から世界貿易機関(WTO)への加盟を引き出した。

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