高水準の概算金でも農家の85%「厳しい」 米価変動で生産・流通に二重の危機
2026年産(令和8年産)米の集荷に向け、JAグループ各県が農家に支払う概算金(仮渡金)を相次いで示している。
農業協同組合新聞によると、新潟県産コシヒカリは1万8500円、魚沼産は2万1千円、福井県産コシヒカリは1万7千円、愛知県産コシヒカリは1万6800円に設定されるなど、過去と比べれば高い水準になっている。しかし、現在、店頭での米価上昇や概算金の引き上げとは裏腹に、生産者や米卸、小売業者の経営には深刻な問題が生じている。
現役の米農家を対象とした意識調査では、85%が現在の概算金水準でも経営は「厳しい」と回答した。25%は「経営継続に強い不安を感じる」としており、概算金の上昇が農家の経営安定に直結していない実態が浮かぶ。
関連記事
木原稔官房長官は2日の記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る
高度なAIモデルが、人間には完全には理解できない言語をすでに使っている可能性がある。米AI研究機関「Apollo Research」のホブハーンCEOが9月30日、米上院国土安全保障・政府問題委員会の会合で証言した
出入国在留管理庁は1日、外国人の永住許可に関するガイドラインを改定。入管庁がガイドラインを改定し、世帯収入や将来の年金受給見込み、日本語能力、日本の制度への理解などを具体的な考慮要素として明記した