イメージ画像(Shutterstock)

「遺言書」を作る中国の若者が急増 平均年齢13年連続で低下 ゲームアカウントも相続対象に

中国で20代・30代のうちから遺言書を作成する若者が急増している。中華遺言データベースの調査では、30歳未満の遺言書作成者は前年比42.3%増、平均年齢は13年連続で低下した。背景には晩婚化や家族構成の変化、そして不動産・預金だけでなくゲームアカウントやペットの世話まで書き残す「新しい遺言書」の広がりがある。

「遺言書を作りたい」26歳になったばかりでインターネット業界に勤める姜さん(仮名)は先日、杭州インターネット公証処を訪れ、遺言書について相談した。友人が突然の事故に遭ったことがきっかけだった。事故のリスクは年齢に関係ないと感じたという。近年、姜さんのように自分から遺言書を作る若者が増えている。

『潮新聞』の報道によると、姜さんは次のように話す。年配の世代は死後の話を避け、遺言書を縁起が悪いものと考えがちである。しかし多くの若者にとって、遺言書は人生でやり残したことを事前に整理しておくためのものである。悲観的な意味はなく、むしろ冷静なリスク管理の一つだという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の小学校在籍者数が2025年、前年から406万人減少した。小学校も8千校減り、空き校舎を高齢者施設などに転用する動きが進む。一方、60歳以上の人口は3億2338万人に増え、高齢化が加速している
米アップルは10日、2026年秋の新製品発表会を開き、iPhone 18 Proシリーズなどの新製品を正式に発表した。発売前にもかかわらず、中国本土ではすでに多くの業者が折り畳みiPhoneの予約代行サービスを出品しており、転売業者による購入代行料は最高で約11万円に達している
中国とネパール国境の土石流災害で、11日間トンネルに閉じ込められていた中国人男性をネパール側で救出した。一方、中国側では生存者は確認されず、救援対応や情報公開をめぐり疑問の声が上がっている
中国ではEVの使用済み電池の発生量が、2030年に年間100万トンを超えると予測されている。しかし、こうした電池の処理について、中国では現在も健全かつ安全な回収・処理ルートが整備されていない
すでに熱帯低気圧にまで勢力を弱めていた台風18号ソウデルが再び台風の勢力に戻り、中国に3度目の上陸を果たした