夏休みの書き入れ時にもかかわらず、観光客を待ちながら座り込むラクダたち。客足は伸び悩んでいる。2026年7月、中国甘粛省敦煌の鳴沙山・月牙泉(動画より)
全国で客足激減 

「ラクダまで暇そう」 中国の観光業界に厳しい夏

中国では本来、夏休みは1年で最も旅行客が増える書き入れ時だ。しかし今年は、その風景が大きく変わっている。

本紙記者が中国各地のホテル経営者や民宿オーナー、観光ガイドなど観光業者に取材したところ、「客が来ない」「去年とは比べものにならないほど暇だ」という声が相次いだ。

中国のSNSにも観光業者が現地の様子を撮影し、「観光客がいない」と訴える動画を数多く投稿している。現場からは、本来なら最もにぎわう夏休みとは思えないほど、閑散とした光景が広がっていた。

▶ 続きを読む
関連記事
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関の手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している。
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
映画より昼寝サービスが人気、巨額を投じて大々的に宣伝した映画には見向きもしないのに、「ひどすぎる駄作」には客が殺到。客離れの裏で何が?
連休明け、仕事に戻るのが憂うつ? 中国では戻る職場があるだけでも幸せ