カンボジア、バベット — 2014年5月16日:カンボジアのバベット国境検問所にて、ベトナムから逃れてカンボジアへの入国スタンプが押された中国のパスポートを手に持つ中国人男性。南シナ海をめぐる対立に端を発したベトナム国内での激しい抗議活動から逃れるため、ここ数日で1,000人以上の中国人がバベット国境検問所からカンボジアへ避難している。先週水曜日、ベトナム各地で中国系企業を標的とした暴動が発生した。この暴動は、両国が領有権を主張する南シナ海域への中国による石油掘削リグ(掘削装置)の設置をめぐり国際的な非難が高まる中、ベトナム南部で工場が激しい襲撃を受けたことを受けて発生したものである。(写真:Omar Havana/Getty Images)

中共が出入国規制を強化 パスポート申請から出国まで制限拡大

中国では、パスポートの申請に何段階もの審査を受ける必要がなくなり、一般市民の私用での海外渡航に対する規制が緩和され始めたのは、1990年代後半のことだった。しかし、中共が7月31日に公布した新たなルールは、これまでの規制緩和に大きく逆行する内容となっている。パスポートの申請から出入国まで幅広く制限される可能性があり、出国制限を執行する権限は「県の出入国管理機関」にまで付与された。中共がまた「鎖国」に向かう強い兆候だとの見方も出ている。

中共は7月31日、「国務院の出入国管理に関する規定」を発表した。9月15日から施行される。

規定は全19条で、主に出国時の安全リスクへの対応、申請理由の事実確認、出入国制限措置の整備、仲介サービスの規範化などについて定めている。

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