2024年3月4日、中国人民政治協商会議(CPPCC)の開会式に先立ち、北京の人民大会堂の外で警備員が行進している。(写真:WANG Zhao / AFP)

省・部級高官の失脚者数が倍増 識者「中共の反腐敗は選択的な粛清」

中国共産党(中共)中央規律検査委員会と国家監察委員会は今月25日、2026年上半期の全国の紀律検査・監察機関による立件件数が53万8千件となり、前年同期比で3.3%増加したと発表した。このうち41万2千人が処分を受け、省・部級以上の幹部74人が失脚し、前年同期の約2倍に増えたとしている。

今年上半期に中共の紀律検査・監察機関が省・部級以上の幹部を立件した人数は、昨年の43人から50人へと16.3%増加した。また、庁・局級幹部の立件数も前年同期の2335人から2773人へ増え、増加率は18.8%となった。

関連統計によると、昨年上半期に42万人が処分を受けたのに比べ、今年は中・高級幹部への処分が目立って増加している。とりわけ、省・部級幹部の失脚者数は30人から74人へと大幅に増えている状況である。

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