2026年7月16日、米ワシントンの国務省で開かれた「政治テロリズムの復活」に関する閣僚級会合の開会式で、スコット・ベッセント米財務長官があいさつした(Finn Gomez/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/Getty Images via AFP)

米財務長官 ハメネイ師の「金庫番」を特定 不動産の公開を計画

スコット・ベッセント米財務長官は7月21日、米国による対イラン金融制裁強化の一環として、イランの最高指導者ハメネイ師の世界各地の資産を管理する主要な金融実務担当者、すなわち「金庫番」を米政府が突き止め、1億ドルを超える価値を持つ世界的な資産ネットワークを把握したと明らかにした。

米国による今回の追跡は、米財務省外国資産管理局(OFAC)が7月10日に実施した大規模な制裁措置に端を発する。米国は当時、ドバイを拠点とするイラン人実業家アリ・アンサリ氏と、同氏に関連する「影の両替商」複数のオフショア・ペーパーカンパニーを正式に制裁対象に指定した。

米国側によると、アンサリ氏は、すでに破綻したイランの「アヤンデ銀行」の元所有者である。長年にわたり、大規模な公金横領などの手段を使い、セントクリストファー・ネービスなどにある持ち株会社を通じて、ハメネイ師一族、イスラム革命防衛隊(IRGC)、政権高官の巨額の資産を欧州や中東へ移転し、隠していた。

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