食欲を整えるホルモンを食事で支える タンパク質と食物繊維の働き
オリビアさんは30代後半で過体重、多嚢胞性卵巣症候群、過敏性腸症候群を抱えており、GLP-1薬の処方を受けていましたが、続けたいとは思っていませんでした。食事中心のアプローチ(食物繊維とタンパク質を増やし、規則正しい食事を取ること)に切り替えて6カ月後、体重は維持でき、薬の使用時にあった吐き気や便秘も改善しました。注射は必要なくなりました。医師は感心しましたが、臨床栄養士である私はまったく驚きませんでした。
実際、彼女のような事例は、栄養の専門家が長年知っていたことを示しています。GLP-1薬が模倣するホルモンは、体がすでに作り方を知っているものです。問題は、正しい食事パターンを継続的に実践することで十分な量を刺激し、食欲を効果的にコントロールできるかどうか、そしてそれが薬の現実的な代替策や補助策になり得るかどうかです。
GLP-1は、主に回腸と結腸にある特殊な細胞(L細胞)から、食事の摂取に応じて放出されるホルモンです。消化を遅らせ、血糖を調整し、脳に満腹シグナルを送る役割を果たします。オゼンピックやウェゴビーなどの薬は、このGLP-1を模倣することで働きます。
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