FRB元上級顧問に禁錮38か月 中共への機密情報提供で虚偽供述
米連邦地方裁判所のダブニー・フリードリッヒ判事は7月15日、FRBのジョン・ハロルド・ロジャース元上級顧問に対し、禁錮38か月と、その後12か月の監督付き釈放を言い渡した。ロジャース被告は、中国共産党(中共)の情報関係者に機密情報を提供した問題で、連邦捜査官に虚偽の供述をした罪に問われていた。
米司法省が同日発表した声明によると、64歳のロジャース被告は2月3日、陪審裁判で有罪評決を受けた。ロジャースは、金融政策に関する情報を外部に渡していないとうそをついていた。
この事件を担当したジーニン・ピロ連邦検察官は、司法省の声明で、ロジャースが長年にわたり、FRBの機微情報を中共のスパイに密かに流し、その後、捜査官に虚偽の説明をしたと指摘した。さらに、法廷での宣誓証言でも偽証したという。
関連記事
Xは、中共との関連が疑われる約20万の偽アカウントからなるネットワークを発見した。AIデータセンターや電気料金をめぐる米国の議論への介入が疑われる一方、米国内でもデータセンター建設への反対が広がっている
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
ChatGPTなどAIチャットボットとの私的な会話が、民事・刑事裁判の証拠として使われるケースが米国で増えている。AIに打ち明けた秘密はどこまで守られるのか。OpenAIへの政府の情報開示請求やプライバシー上のリスクを追う
最新の米世論調査で、トランプ大統領が共和党支持者から最も高く評価される共和党大統領となっていることが分かった。支持率はロナルド・レーガン元大統領の約3倍、エイブラハム・リンカーン元大統領の約7倍に達している。