米国防総省が中共軍事企業リストを拡大 制裁なしでも広がる影響
トランプ大統領が今年5月に訪中した後、米中両国は「建設的な戦略的安定関係」の構築を約束した。しかし、表向きは対話姿勢を見せる一方で、両国の戦略的競争は依然として続いている。アメリカは、中国共産党(中共)国有企業などを対象に、国家安全保障に関わる措置をさらに拡大している。
6月8日、アメリカ国防総省は、中共軍事企業リスト(CMCリスト)を188社・団体に拡大した。2021会計年度の国防権限法第1260H条に基づき、中国企業64社を新たに追加した。今回の更新は過去に例を見ない規模であり、テンセント、DJI、宇樹科技、アリババなど、中国の有名民間企業も含まれていることから、大きな注目を集めている。
米外交専門誌「ザ・ディプロマット」の最新分析記事は、CMCリストがアメリカの対中政策ツールとして重要性を増している一方で、「エンティティーリスト」や「特別指定国民リスト」とは根本的に異なると指摘した。CMCリストは、商取引を禁止したり、輸出規制を課したり、経済制裁を発動したりするものではない。また、掲載企業をアメリカ市場から直ちに締め出すものでもない。
関連記事
東京理科大学名誉教授の硤合憲三氏が、ノーベル化学賞を受賞することが決まった。長年にわたる研究成果が評価されたもので、日本の学術研究における大きな成果となった。
ロシア政府がワルダイ国際討論クラブで示した発言は、実際の戦況とは異なる。ロシア大統領府が構築しようとする筋書きは、戦場のデータ、ロシア側自身の行動、公の場での威嚇発言によって反証されつつある
厚生労働省が10月7日に公表した「毎月勤労統計調査」の2026年8月分結果速報によると、物価変動の影響を除いた1人当たりの実質賃金は、消費者物価指数(総合)を基準にすると前年同月比1.9%増となり、9か月連続で前年を上回った
トランプ米大統領は6日、米政府と防衛関連企業アンドゥリル・インダストリーズが共同で66億ドルを投じ、メリーランド州ボルティモア近郊に、先端技術を活用した新たな防衛用造船所を建設すると発表。潜水艦と自律型水中システムの生産能力を拡大する
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘