2022年7月14日、中国湖北省武漢市で開幕した「2022年中部中国国際自動車ショー」 (Getty Images)

中国自動車ディーラー苦境 7割超が半年目標未達 管理職給与ゼロの動きも

今年上半期、中国では自動車ディーラーの7割以上が販売目標を達成できなかった。一部の自動車メーカーでは、管理職の給与を「ゼロ」にするという極端な対応も伝えられている。業界関係者は、新車を仕入れ価格より安く売らざるを得ない「逆ざや」、在庫の高止まり、来店客数の減少が重なり、ディーラーの経営を圧迫していると指摘する。今後は、アフターサービスや中古車事業が打開策となる。

最近、自動車ブロガーの「孫少軍」さんはSNS上で、中国の大手100社に入る自動車ディーラーグループの人事部が出した緊急の業務連絡書とされる文書を投稿した。文書は同グループの人事部が7月1日に作成したもので、グループ傘下の各店舗と本部各部門に宛ていた。件名は「グループの経営見直しおよび給与・評価管理に関する通知」となっている。

文書によると、同グループは今年第2四半期に大幅な赤字を計上した。そのため、グループ本部と、各事業責任者が管轄する赤字部門では、マネージャー級以上の7月分給与を支給しない。本部の一般社員には、給与の7割を支給するとしている。

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