日英伊の次期戦闘機共同開発 契約を2027年末まで延長
日本、イギリス、イタリアの3か国が共同開発を進める次期戦闘機をめぐり、防衛省は7月3日、3国政府で構成する国際機関「GIGO(ジャイゴ)」と、機体設計などを担う合弁会社「エッジウィング」との関連契約を、2027年末まで延長したと発表した。複数のメディアが報じた。
同プロジェクトは、構想や設計などの段階に応じて、複数年の契約を繰り返すことが想定されていた。しかし、イギリスの財政難に伴い、同国政府の防衛投資計画の策定が遅れた影響で、今年4月に締結された初の契約は6月末までの3か月間にとどまっていた。
共同通信によると、この遅れをめぐって、防衛省内から不安の声が上がっていたほか、日本側が開発遅延を懸念し、早期の拠出を迫る圧力をかけていたとも報じられていた。
関連記事
小泉防衛相は10月14日の衆院予算委で、中国政府の「新型軍国主義」言説に「核兵器も戦略爆撃機も持っていない国に対し、いずれも持つ国がそう主張する」と指摘。中国政府の言説に「共感する国がいるのか」と疑問を呈した
小泉防衛相は10月13日の閣議後記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射の増加や、中国の軍事力増強、ロシアと中国の軍事連携の動きなどを挙げ、日本を取り巻く安全保障環境が「戦後最も厳しく複雑」になっているとの認識を示した。
防衛省は10月9日、「即応宇宙輸送能力」の調査研究開始を発表した。有事などで失われた衛星機能の迅速な回復を目指し、民間からロケットの製造・打ち上げ方法の提案を募る。安全保障と宇宙産業の接点となる一方、実用化の時期や予算規模は未定だ
米軍の駐留による安全保障と、受け入れ国の住民の安全や司法権をいかに両立させるか。世界各国に米軍が駐留しているが、それぞれの国々ではどのような対応がなされているのか
日米は最近、南西諸島と九州でミサイル配備や共同訓練を相次いで強化している。米国は与那国島にNMESIS、嘉手納基地にタイフォン、HIMARSを保管する計画。日本も25式地対艦誘導弾を「キーン・ソード27」演習に投入する