予測によれば、2030年代には日本の若年人口が「現在の2倍の速さ」で急激に減少し、少子化は逆転不可能な段階へと突入するという(Shutterstock)

家族という根っこ 数字の裏で私たちは何を失いつつあるのか

日本政府は今月、多様な性への理解増進を国家の施策枠組みに組み込む「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の基本計画を閣議決定した。多様性の包容は、現代社会における普遍的な方向性である。

しかし、この潮流の中で、あるものが静かに変わりつつある——音も立てず、だが日増しに、月を追うごとに。

それこそが「家族」である。人類が途方もなく長い時間をかけて築き上げてきたこの制度が、今、何かしら根本的な部分から揺らぎ始めている。

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