2026年6月21日、スイスのシュタンスシュタット近郊にあるルツェルン湖畔のビュルゲンシュトック・リゾートにて、中東紛争を終結させるための合意前進を目的としたハイレベル協議に臨む、米国のJD・ヴァンス副大統領、ドナルド・トランプ米大統領特使のスティーブ・ウィトコフ氏、トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏、そしてパキスタンのシャバズ・シャリフ首相とパキスタン陸軍参謀総長のアシム・ムニール元帥(Nathan Howard - Pool/Getty Images)

ヴァンス氏とイラン交渉団 和平協議のためスイスに到着

米国のJD・ヴァンス副大統領は日曜日、イランとの和平合意を進めるための数日間にわたる協議に出席するため、スイスに到着した。

交渉は日曜日、ルツェルン湖畔のビュルゲンシュトック・リゾートで行われる予定である。ヴァンス氏は、特使のスティーブ・ウィトコフ氏およびジャレッド・クシュナー氏と共に出席し、同リゾートの一室でパキスタンのシャバズ・シャリフ首相およびパキスタン陸軍のアシム・ムニール元帥と挨拶を交わした。

ヴァンス氏は出発前、「イラン、パキスタン、カタールとの実務協議を始めるのを楽しみにしている。核問題とレバノンの停戦問題で進展があることを期待している。これらが、我々が焦点を当てることになる二大要素だと思う」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ホルムズ海峡やレバノン情勢を巡り緊張が続く中、ヴァンス米副大統領が延期されていたスイスでの実務者協議へ出発。ヒズボラとイスラエル軍の激しい衝突が影を落とす中、和平覚書の履行と核問題の進展を目指す
トランプ大統領はイランとの覚書締結について、軍事衝突による世界経済危機を回避するためと説明。強硬派の批判に反論し、合意は実質的な「無条件降伏」と主張した
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る