政府が国内でLNG運搬船の建造再開を計画している。写真はイメージ(STR/AFP via Getty Images)

LNG船建造再開へ 日韓協力で2035年ごろの生産回復を目指す

地政学的リスクが日本のエネルギー輸送に影響を及ぼすなか、政府が国内でLNG運搬船の建造再開を計画している。造船各社は韓国との協力を視野に入れ、2035年ごろまでに生産を再開し、年間3~5隻の建造体制を整えることを目指している。

1980~90年代、日本の造船業界は世界のLNG運搬船市場を主導していた。しかし、その後は韓国や中国の低コスト攻勢に押され、市場シェアを徐々に失った。2019年以降、日本国内ではLNG運搬船の引き渡しと建造が途絶えている。

こうした状況を受け、今治造船、川崎重工業、名村造船所は、技術やノウハウの共有、熟練溶接工の相互支援を通じて、LNG運搬船建造の復活を目指している。計画では、川崎重工業の坂出工場を活用する見通しだ。

▶ 続きを読む
関連記事
令和7年国勢調査で、日本の総人口は1億2297万人となり、5年間で317万人減少した。人口増は東京都のみで、外国人人口は約4割増加。高齢化や世帯の小規模化も進んでいる
年末商戦で卵の需要が高まるなか、供給回復の遅れや生産コストの高止まりを背景に、卵価格は年末にかけて高値が続く見通しである
スペースXの大型ロケット「スターシップ」が第14回飛行試験で初めて地球周回軌道に到達した。スターリンクV3衛星26基を展開し、大気圏再突入と太平洋への着水も実施した
「タイムズカー」を運営するタイムズモビリティは28日、Webサイトへの不正アクセスに関する調査結果の第2報を公表。不正アクセスを受けたシステムに保存されていた一部の会員情報が第三者に取得され、対象となるアカウントは約660万件に上る
最近、厚生労働省は、9月1日時点の100歳以上の人口が10万7677人に達したと発表した。統計開始以来初めて10万人を超えて過去最多となり、100歳以上の人口の割合も世界で最も高くなった。なぜ日本には100歳以上の人がこれほど多いのか