2026年6月8日、北京の大型スクリーンに映し出された中朝首脳会談のニュース。習近平は同日、北朝鮮を訪問し、金正恩と会談した(Pedro Pardo/AFP via Getty Images)

習近平が金正恩の「子分」に? 北朝鮮メディアの映像演出と中朝の宣伝戦

中国共産党(中共)の官製メディアは、習近平のイメージを際立たせる報道を徹底しているが、北朝鮮の国営メディアも同様である。こうした中、習近平が北朝鮮を訪問した際の北朝鮮側の映像について、習がまるで金正恩(キム・ジョンウン)総書記の「従属者(子分)」のように映っているとしてネット上で話題となっている。

習近平は6月8~9日にかけて北朝鮮を訪問した。北朝鮮の国営メディアは関連映像を大量に公開したが、そのうち8日夜に平壌の体育館で演劇を鑑賞した際の写真が、国際メディアの注目を集めた。

写真の中の習近平と妻の彭麗媛は眼鏡を着用して観劇しており、加齢による視力低下が指摘されている。しかし、中共の新華社通信や中央テレビが放映した現場映像では、意図的な編集を施し、2人が眼鏡を外して入場・退場する場面のみを使っていた。眼鏡をかけて観劇する映像はすべてカットしていた。

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