陸上自衛隊で最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」は7日、富士山近くの演習場で行われた(新唐人)

陸自最大規模の実弾演習 東富士演習場で実施

陸上自衛隊で最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」は7日、富士山近くの演習場で行われ、小泉進次郎防衛相が現地を視察した。初めて報道陣に公開された最新の長射程装備「25式高速滑空弾」の発射装置にも注目が集まった。

演習ではまず、陸自のヘリコプターによる空中突撃訓練が行われた。隊員らがロープを使って素早く降下し、その後、水陸両用車両、火砲、16式機動戦闘車が相次いで射撃を実施。会場には爆発音が響いた。

今年の演習には、隊員約3千人、車両約50両、火砲約50門が参加した。1日を通じて使用された弾薬は、合わせて約70トンに上った。

近年の国際情勢を受け、自衛隊はドローン対処の訓練も取り入れた。自動照準機能を備えた銃器で飛来する標的を撃ち落としたほか、地雷処理車による爆破弾の発射、遠隔操作型の四足歩行ロボットが障害物を乗り越えて進む様子も披露された。

最も注目を集めたのは、今回初めて公開された「25式高速滑空弾」の発射車両だ。この装備は今年3月に配備され、射程は数百キロに及ぶ。不規則な軌道を取ることができ、防衛省は離島防衛の中核装備と位置づけている。ただ、今回の演習では実弾発射は行われなかった。

日本は今年4月、「防衛装備移転三原則]の運用指針を改定した。今回の演習での装備展示は、日本の防衛政策が変化を続けていることを示す動きとも受け止められている。

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