2022年5月3日、ウクライナ軍は東部地域で撃破したロシア軍戦車を公開した(ウクライナ国防省)。

ロシア戦車1.2万両損失 ドローン戦争で「戦車時代」は終焉か

ウクライナ戦争でロシア軍は約1万2千両の戦車を失い、最新型T-90Mも撃破が相次ぐ。ドローンと対戦車兵器の進化により戦場の構図は一変し、装甲戦力の役割が根本から問い直されている。

ウクライナの無人機と対戦車兵器がロシア軍に与えた損失は壊滅的であり、ロシア戦車部隊の主力に深刻な打撃を与えている。最も近代的とされるT-90M戦車でさえ、戦場で相次いで撃破されている。こうした状況を受け、ロシアは残存する新旧の装甲戦力を投入せざるを得なくなっており、同時に現代戦における装甲部隊の役割そのものの再考を迫られている。かつての戦車の栄光の時代は、終焉に近づいているのだろうか。

ロシア装甲部隊の損失は極めて深刻である。5月22日、ウクライナ国防省が発表した日次戦況報告によれば、全面侵攻開始以降、ロシア軍がウクライナ戦場で失った主力戦車はすでに1万1944両に達し、装甲戦闘車両の累計損失は2万4594両に上るという。

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