2026年5月15日、米国のドナルド・トランプ大統領が北京首都国際空港でエアフォースワンに搭乗する準備をしている。(Alex Wong/Getty Images) 英語版『大紀元』コラムニスト Victor Davis Hanson

【名家コラム】中国は米国に勝てるのか? 経済・軍事・資源で見る決定的格差

中国台頭論は現実か、それとも過大評価か。本稿はGDP、軍事力、エネルギー、人口動態などのデータをもとに、アメリカと中国の実力差を検証。覇権争いの行方と中国共産党の構造的課題を読み解く。

アメリカ人の間には、中国共産党(中共)に対する一種の見方が存在する。それは、この共産主義の巨大国家が今後も上昇を続け、食料生産、造船、工業生産において驚異的な水準を維持し続けるというものである。

この見方は左派・右派の双方で広がっており、とりわけトランプ大統領を嫌う人々の間で顕著である。彼らの見方では、中国はまもなくアメリカに取って代わり、世界の主導的な力となる。アメリカを1945年前後の疲弊した大英帝国になぞらえ、中国を戦後のアメリカという超大国の再来と見なしている。

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