2026年3月23日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアがイランと米国・イスラエルとの軍事衝突に情報を提供していると明らかにした。写真は2月24日、キエフで北欧およびバルト諸国の首脳らと会談した後、合同記者会見で発言するゼレンスキー大統領(Photo by Henry NICHOLLS / AFP via Getty Images)

撃ち落とさず無力化 ウクライナ新電子戦兵器「リマ」の実力

ウクライナは最近、防空ミサイルが不足する中、ロシアの無人機やミサイルに対抗するため、自国開発の電子戦システム「リマ」への依存を強めている。

このシステムは、ウクライナの防衛系スタートアップ企業「カスケード・システムズ」によって開発された。主な役割は目標を直接撃墜することではなく、飛来する兵器の衛星ナビゲーション信号を妨害・偽装し、軌道から逸脱させる点にある。

開発者の一人は、米ニュースサイトのポリティコに対し、たとえ衛星信号が遮断されてもロシアの長距離兵器は慣性航法によって飛行を継続できるが、精度は大幅に低下すると説明している。100キロメートルごとに約2キロメートルの誤差が生じる可能性があるとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
世界貿易の「動脈」を誰が握るのか。米国は海峡を、中共は「一帯一路」を軸に覇権を争う。海洋覇権を維持する米国と、陸路で包囲網をかわす中共。米中の攻防が新たな段階に入っている。
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
国家安全保障局(NSA)の内部メールによると、2020年大統領選を前に、情報機関の幹部が「外国勢力による米大統領選への干渉」に関する重大情報を差し止め、隠蔽するよう命じ、当時のトランプ大統領にすら報告していなかった
IAEAは18日、IAEAの査察官がシリアの申告されていなかった核施設で「数トン」の核物質を発見したと明らかにした
ノキアが、2026年末までに中国本土の従業員の大半を削減し、ほぼすべての現地拠点を段階的に閉鎖し、アフターサービスのみを残る方針だ