焼失した霊火堂が全焼した(動画のスクリーンショット)

続く文化遺産の焼失 弘法大師が開山した宮島弥山の霊火堂全焼 

20日午前8時30分ごろ、広島県廿日市市の世界遺産・宮島の弥山山頂付近にある霊火堂で火災が発生し、建物が全焼した。消防車8台などが出動し、火は約2時間後にほぼ消し止められたが、霊火堂と隣接する離れが全焼した。けが人はいなかった。警察と消防が詳しい出火原因を調べている。複数のメディアが報じた。

霊火堂は、真言宗御室派大本山・大聖院が管理する仏堂である。不動明王をまつる不消霊火堂では、大同元年(806年)弘法大師空海が100日間にわたり求聞持修法を行った際に焚かれた護摩の火が、以来1200年間燃え続けており、霊火「消えずの火」として今に伝えられている。

この霊火は単なる宗教的象徴にとどまらない。明治34年(1901年)に操業を始めた八幡製鉄所の溶鉱炉の種火になったとも伝えられ、広島平和記念公園の「平和の灯」の火もここから採火されている。戦争の惨禍を超えて受け継がれてきた「火」の連続性が、この小さな堂に凝縮されていた。

▶ 続きを読む
関連記事
福岡管区気象台は8月14日午後3時45分、阿蘇山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」へ引き上げた。中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流への警戒が必要だ。
日本の千葉県は8月13日夜、記録的な豪雨に見舞われ、気象庁は千葉県内の複数地域に最高レベルの「警戒レベル5に相当する大雨特別警報」を発表した。豪雨は交通網に深刻な影響を及ぼし、成田空港と東京都心を結ぶ鉄道とバスが全面的に運行を停止した
2026年8月12日、ヨーロッパ各地で歴史的な日食が観測された。アイスランドやスペインでの皆既日食をはじめ、英諸島や主要都市でも太陽の大半が隠れ、多くの人々が空を見上げて天体ショーを体験した
高市早苗首相が、8月15日の終戦の日に合わせた東京・九段北の靖国神社への参拝を見送る方向で調整に入った。
国際労働機関(ILO)は12日、世界的な景気減速や地政学的緊張、新規雇用の不足などを背景に、2025年の世界の若年層の雇用情勢が悪化したとの報告書を発表した。15~24歳の失業率は12.4%に上昇し、約6700万人が失業している