中共 海外港湾への関与拡大 政治・軍事目的への警戒強まる
中国共産党(中共)は世界各地で港湾への投資や運営に関与し、世界の海運ネットワークへの影響力を広げている。こうした動きに対し、背後には政治的、軍事的な目的があるのではないかとの懸念が、各国で強まっている。
最近では、トランプ政権による度重なる圧力を受け、パナマが、香港の長江和記実業(CKハチソンホールディングス)が管理していたパナマ運河周辺の2つの重要港湾について、管理権を回収した。
これに対し、中共が反発し、報復措置に出たとの見方も出ている。情報によると、パナマ船籍の複数の船舶が最近、中共によって相次いで拿捕されたという。
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