2025年3月10日、ワシントンの内国歳入庁(IRS)(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

トランプ氏 内国歳入庁への100億ドルの訴訟取り下げ

トランプ米大統領の弁護団は5月18日、内国歳入庁(IRS)および財務省に対する100億ドルの訴訟を自主的に取り下げる裁判所通知を提出した。この訴訟は、元請負業者がトランプ氏の納税申告書をメディアに漏洩するのを防げなかったとして、両機関を告発していたものである。

5月18日の申し立てに理由は記載されていないが、裁判所に対して「再訴不可」での訴訟却下を求めており、これはトランプ氏と他の原告が将来同じ主張で再提訴できないことを意味する。4月の裁判所提出書類では、和解に向けた話し合いが進行中であることが示されており、当時は当事者双方が「長期化する訴訟を避けるため、生産的に」話し合いが行われていると述べていた。

5月18日の提出書類によると、IRSと財務省は答弁書も略式判決の申し立ても提出していないため、原告側は裁判所の承認や政府の同意を必要とせず、一方的に訴えを取り下げることができる。

▶ 続きを読む
関連記事
東南アジアの拠点を舞台に巨額の暗号資産をだまし取る国際詐欺組織に対し、FBIが本格的な反撃を進めている。人身売買や暴力で維持される「詐欺工場」の実態と、巨額資金の押収や摘発に挑む米当局の最新動向を伝える
公開されたファウチ氏の内部日記から、パンデミック初期の政治的思惑やワクチン効果の認識、メディア統制の実態が浮き彫りに。政府中枢で何が起きていたのか、膨大な一次資料からコロナ危機の深層を暴く決定版論評
米29州がMetaを相手取った訴訟の審理が始まった。FacebookやInstagramが子どもや若者を依存させやすい設計を採用したと州側は主張。ザッカーバーグCEOも証言する見通しで、Metaは最大1.4兆ドルの賠償リスクを指摘
トランプ米大統領は11日、連邦政府の医療扶助制度「メディケイド」について、未成年者の性別変更手術やホルモン治療の費用を支出しない方針を明らかにした
米共和党の議員らはファウチ元所長らのSMSを公表。同氏が水面下で「コロナワクチンの流産リスク」の可能性に触れつつ、公の場では「懸念なし」と説明していた食い違いが発覚した。隠蔽や透明性欠如への批判が噴出し、波紋が広がっている。