多くの市民が倒れている悲惨な現場の様子と、大破した暴走車(中央)。2026年5月1日、中国・四川省成都市。(受訪者より提供)
「事故」と発表も現場は「意図的」と証言

中国・成都でまた暴走車 社会報復か 死傷実態に大きな食い違い

中国の街にまた、暴走車。そう、「また」なのである。暴走車と呼ばざるを得ないのは、現場の映像や目撃証言から、多くの市民が「明確な意図を持った攻撃だった」と感じているためだ。

しかし当局は今回も、これを「交通事故」と説明している。被害の実態ははっきりせず、関連する動画や投稿は次々と削除されている。

5月1日夕方、四川省成都市の市街地で、走行中の乗用車が突然進路を変え、信号待ちの人たちに向かって突っ込んだ。交差点付近は一瞬で騒然となり、道路には倒れた人で悲惨な状態となった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
数時間待ちだった「ケーキ界のエルメス」が、1年で約180店閉鎖。中国で「ご褒美消費」が冷え込んでいる
夏休みなのに、中国の習い事教室に生徒が来ない?
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた