多くの市民が倒れている悲惨な現場の様子と、大破した暴走車(中央)。2026年5月1日、中国・四川省成都市。(受訪者より提供)
「事故」と発表も現場は「意図的」と証言

中国・成都でまた暴走車 社会報復か 死傷実態に大きな食い違い

中国の街にまた、暴走車。そう、「また」なのである。暴走車と呼ばざるを得ないのは、現場の映像や目撃証言から、多くの市民が「明確な意図を持った攻撃だった」と感じているためだ。

しかし当局は今回も、これを「交通事故」と説明している。被害の実態ははっきりせず、関連する動画や投稿は次々と削除されている。

5月1日夕方、四川省成都市の市街地で、走行中の乗用車が突然進路を変え、信号待ちの人たちに向かって突っ込んだ。交差点付近は一瞬で騒然となり、道路には倒れた人で悲惨な状態となった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のアルミ各社が国内の生産能力規制を背景に海外進出を加速。公表済みの海外製錬事業は計画を含め年産能力1500万トン以上に上る。世界の需給は2027年に供給過剰へ転じる可能性があるが、投資規制や電力供給などが計画実現を左右する
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている