中共の反腐敗 ノルマ達成のための歪み 内部証言「部下に賄賂額の肩代わり強要」
中国共産党(中共)の紀律検査部門が進める「反腐敗」運動をめぐり、内部関係者の証言として「摘発ノルマ達成のために罪名が強引に割り当てられている」との実態が浮上した。多数幹部の拘束の裏で、業績至上主義による不正な運用を行っていると指摘。
中共の中央紀律検査委員会(中紀委)は4月23日、2026年第1四半期のいわゆる「反腐敗の成果」を発表した。それによると、中央から地方に至る各レベルで、処分または立件した幹部の数は前年同期を大きく上回った。中でも処分を受けた省・部級の高官は56人に上り、前年同期の4倍に達した。
こうした中、中国のSNS「ウェイボー(微博)」で著名な法律系ブロガーがこのほど、あるネットユーザーが寄せた内部告発とされるメッセージを公開。それによると、中紀委は「業績」達成のため、特定の幹部に対して罪名を強引に割り当てるケースがあるという。
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