この写真は、マラッカ海峡を通過する石油タンカーを写したものです。中国の海上石油輸入の大部分はマラッカ海峡を経由します(AFP通信 2003年7月3日撮影)

米・インドネシアが防衛パートナーシップ締結 マラッカ海峡を念頭に中共を牽制

米国とインドネシアは13日、主要防衛パートナーシップの締結を共同声明で発表した。この時期は、米軍によるイラン港湾封鎖の実施とほぼ同時期にあたる。

イラン情勢が緊迫するなか、米国とインドネシアは防衛協力協定を締結した。表向きは通例の軍事協力だが、注目すべき点がある。両国は海上監視・水中探知・無人機技術の共同開発と、非対称戦力の強化で合意した。さらに正式署名には至っていない別の協定では、米軍機によるインドネシア領空通過を包括的に認める条項が盛り込まれているとされる。協定が成立すれば、米軍の戦闘機・偵察機・無人機は、事前通知のみでインドネシア領空を通過でき、都度の申請は不要となる。

大量の米軍がイランに展開するなか、ヘグセス戦争長官はこの時機にペンタゴンでインドネシア国防大臣と会談し、防衛協定を協議した。このタイミングが示す戦略的考慮とは何か。答えはマラッカ海峡にある。

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