片山財務相 三菱UFJなど主要銀行幹部らと緊急会合へ アンソロピックAI「ミトス」の金融サイバー脅威に対応
片山さつき財務相が、米アンソロピック社が開発した次世代AIモデル「Claude Mythos(クロード・ミトス)」による金融システムへのサイバー攻撃リスクに対応するため、国内主要銀行の幹部らと会合を開く方針であることが明らかになった。ブルームバーグが報じた。
会合は早ければ今週中にも開かれる予定で、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの担当者が集まる。日本銀行の植田和男総裁の出席も調整されているほか、全国銀行協会の加藤勝彦会長(みずほ銀行頭取)や日本取引所グループ(JPX)の山道裕己CEOの参加も準備されており、状況の認識を共有する予定だという。
今回の会合の背景には、ミトスを巡る警戒感の高まりがある。2026年4月に発表されたミトスは、主要なOSやウェブブラウザなどのソフトウェアに潜む未知の脆弱性を人間を超える速度で自律的に特定し、実用的な攻撃コードを短時間で構築する機能を有するとされる。
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
政府は、経済財政運営の基本方針である「骨太の方針」原案について、日本銀行の独立性に配慮した文言へと再修正する方向で調整に入った。原案の文言が「日銀の利上げをけん制している」と受け止められ、長期金利はおよそ30年ぶりの水準まで急上昇した
経団連の筒井義信会長は7月6日の記者会見で、中国が日本の企業・団体に対する輸出規制を強化したことについて「極めて遺憾」と述べ、措置の撤回を求めたいとの考えを示した
日本政府は、中国・台湾製のニッケル系ステンレスに不当廉売があったと暫定認定。最大45%の関税を検討し、国内産業保護へ。調査は11月まで続き、最終判断が下される
日本銀行は6月15日、2日間の日程で金融政策決定会合を開始した。翌16日には、現在0.75%程度としている政策金利を1.0%程度へ引き上げる方針だ。