台湾最大野党トップ 会談で習称賛に批判噴出 「政治的投稿」とも
台湾の野党・国民党の主席である鄭麗文氏は4月10日、北京で中国共産党(中共)の総書記・習近平と会談し、談話を発表した。鄭氏は発言の中で、習近平体制下の中国について「完全な貧困脱却」や「小康社会の実現(ややゆとりのある生活)」を称賛し、「民族復興」や「運命共同体」などの表現にも言及したことから、内外で批判や皮肉の声が広がっている。
10日に行われた会談で鄭氏は、習の指導の下で中国は「完全な貧困脱却を実現し、全面的な小康社会を築き上げた」と述べ、「その成果は非凡であり、今後も飛躍的な発展が続く」と評価した。さらに、第15次五か年計画の開始に触れ、「新たな段階への飛躍が期待される」と強調した。
また鄭氏は、習が頻繁に用いる「中華民族の偉大な復興」という表現を使用し、両岸関係については政治的対立を乗り越え、「ウィンウィンの繁栄を実現する運命共同体を構築すべきだ」と訴えた。
関連記事
ニュージーランドのラクソン首相は、豪州とフィジーが締結した防衛同盟への参加を検討していると明らかにした。南太平洋で影響力を強める中国共産党政権を念頭に、多国間の安全保障網づくりが進んでいる
WHOは7月9日、コンゴ民主共和国で続くエボラ出血熱の流行について、死者が600人に達したと発表した。アフリカ疾病予防管理センターは、今回の流行を「過去に例を見ない速さで拡大している」と警告
トランプ大統領はNATO首脳会議で、米国とイランの停戦は事実上終了したとの認識を示した。ホルムズ海峡周辺での商船攻撃を受け、米軍はイラン関連目標への連続攻撃を実施。対イラン姿勢の転換が鮮明
欧州委員会は中国産アヒル肉のダンピング疑惑について調査を開始した。北京ダックに使われるアヒル肉の安値輸入や補助金疑惑をめぐり、EUと中国の貿易摩擦が農業分野にも拡大している
韓国最高裁は、尹錫悦前大統領の逮捕状執行妨害や公文書偽造などをめぐる二審判決を支持し、懲役7年の実刑が確定した