4月11日、トランプ大統領は記者団に対し、海軍にホルムズ海峡を封鎖する命じたと語った(Matt McClain/Getty Images)

トランプ氏 米軍がホルムズ海峡封鎖へ

アメリカとイランの協議は合意に至らず、トランプ大統領は4月12日朝、自身のSNSトゥルース・ソーシャルへの投稿で、イランは核開発の野心を捨てておらず、国際社会を威圧し続けていると批判した。そのうえで、海軍に対し、ホルムズ海峡での海上封鎖を直ちに実施し、国際水域でイランに通行料を支払うすべての船舶を阻止するよう指示したと明らかにした。

こうした船舶については、公海上でも安全な航行は保証されないと警告した。さらに、イランが敷設した機雷は破壊するとし、米軍や民間船舶に向けて発砲するイラン軍兵士に対しては、徹底的に反撃すると警告した。これに先立ち、トランプ氏は、米軍がホルムズ海峡を全面的にコントロールするとの報道もシェアしていた。

トランプ氏は12日、トゥルース・ソーシャルで米ニュースサイト、ジャスト・ザ・ニュースの記事をシェアした。記事は、イランが譲歩しない場合、トランプ氏の切り札は海上封鎖にあると指摘している。米海軍はホルムズ海峡を出入りする船舶の航行を管理できるほか、かつてベネズエラに対して用いた戦略を再び活用することも可能だとした。ホワイトハウスは現時点で、これに関する追加説明を行っていない。

アメリカとイランはパキスタンで協議を行ったが、具体的な進展はなかった。ヴァンス米副大統領は11日、協議後に、米側はすでに案を提示しており、現在はイラン側の回答を待っていると述べた。一方、イラン外務省は声明で、協議には依然として不信感が伴っており、双方の立場にも変化はなかったとしている。

協議が進められる一方で、米側は海上作戦も並行して進めた。米中央軍は、米軍の駆逐艦2隻がすでに海峡で機雷や爆発物の除去にあたり、航路の安全確保を進めていると確認した。

トランプ氏は11日、記者団に対し、イランとの協議がどのような結果になろうとも、アメリカが勝つとの認識を示した。「どうなろうと、われわれの勝ちだ。何が起きても、われわれは勝つ。われわれはあの国に決定的な打撃を与えた。だから、今後どうなるか見ていこう」と語った。

また、米中央軍は11日夜、海軍の水兵らが作戦地域での夜間飛行に向けた準備を進めていると発表した。

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