ホルムズ海峡通航大幅減 中東情勢は三つの局面が交錯
ホルムズ海峡が実際に封鎖されたのかどうかをめぐり、国際社会の注目が集まっている。航行量は大幅に減少し、船舶が海峡の外側で待機をする一方、一部の船団は通航を再開しており、情勢は「完全封鎖ではないが、自由に通れる状況でもない」という異例の状態となっている。
アメリカとイランの停戦交渉は続いているものの、イスラエルによるレバノンでの軍事行動が大きな障害となり、事態をさらに複雑にしている。
最新の海運状況を見ると、ホルムズ海峡は全面封鎖には至っていないものの、事実上、通行制限に近い状態にある。つまり、航路そのものは維持されているが、通航能力は大きく低下している。
関連記事
トランプ大統領はイランとの停戦は事実上崩壊したとし、「関わるのは時間の無駄」と強調。商船攻撃や空爆応酬で緊張が再燃し、米は制裁強化と軍事対応を進めている
米軍はイランへの追加空爆を開始。各地で爆発音が報じられ、トランプ大統領はさらなる攻撃も示唆。ホルムズ海峡の安全確保を巡り、両国の軍事的緊張が一段と高まっている
トランプ大統領は、自身がイランの暗殺リスト最上位にあると発言。米イラン緊張が高まる中、軍事衝突や報復の応酬、全面戦争の可能性にも言及した
ホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃を受けた措置、米財務省は7月7日、イランによる石油・石油化学製品の販売を認めていた制裁免除を撤回した
Foxニュースによると、中東各国は、米国とイランの最新の協議について、慎重ながらも楽観的に受け止めている。一定期間、緊張緩和につながる可能性があるとの見方が出ている