日仏 重要鉱物供給網の協力で一致
フランスのマクロン大統領は4月1日、東京で高市早苗首相と会談し、重要鉱物の供給網強化で一致した。
両首脳は、重要鉱物の供給網をめぐる協力で合意した後、記者会見の場でアニメ『ドラゴンボール』のポーズを取る場面も見られた。会見は和やかな雰囲気で締めくくられた。
日本とフランスは中国からのレアアース輸入への依存が高い。今回の会談では、第三国からの調達を共同で進めるとともに、「日仏重要鉱物協力ロードマップ」に署名した。
会談では、中東情勢やインド太平洋地域の安全保障情勢についても協議した。
高市早苗首相は「イラン情勢を含む中東情勢は、両国共通の喫緊の課題だ。ホルムズ海峡における航行の安全の確保、重要物資の安定供給、事態の早期沈静化は重要であり、しっかりと意思疎通を図っていきたい」と述べた。
同日、外相・防衛相による「2プラス2」協議も開催した。かつてない世界的危機の中で、両国が連携を一段と強化していく方針を確認した。
フランスのバロ外相は、「世界がかつてない危機と混乱に直面する中、国際法は揺らぎ、単独行動が強まっている」との認識を示した。その上で、「フランスや日本のような国々は、法の支配に基づく新たな国際秩序の構築に向けて連携していかなければならない」と強調した。
共同声明では、両国が「自由で開かれたインド太平洋」と中東情勢を重視し、宇宙やサイバー分野を含む防衛協力を強化することで一致した。また、中国(共産党)や北朝鮮の核・ミサイルの脅威への対応でも緊密に連携していく方針を確認した。
小泉進次郎防衛相は、「フランスとの連携は、地域における抑止力を強化する意味でも、これまで以上に重要性を増している」と述べた。
フランスはインド洋と太平洋に複数の海外領土を持ち、インド太平洋国家の一つとされる。
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