中国人女性のクリスティーン・ファンは、中国共産党のスパイと疑われている。(新唐人)

スウォルウェル下院議員と中共スパイの関係問題 FBIが再検証へ

長らく進展が見られなかった中共の美女スパイとされる「クリスティーン・ファン事件」が、最近になって連邦捜査局(FBI)によって再び掘り起こされた。この中国人女性は共産党のスパイと疑われ、2014年にエリック・スウォルウェル下院議員(民主党)と非常に親密な関係にあったとされる。スウォルウェル氏が下院情報委員会のメンバーに就任すると、両者の関係に注目が集められた。

この調査は10年以上前にさかのぼる。当時、FBIの反スパイ担当官は中国人女性のクリスティーン・ファンに対する調査を開始した。彼女は中国共産党のスパイと疑われており、2014年のスウォルウェル下院議員の選挙運動中に彼と不適切な関係を築き、資金調達にも関与したとされる。

2015年、スウォルウェル氏が下院情報委員会のメンバーとなったことで、クリスティーン・ファンのスパイ疑惑はFBIが深刻に受け止め、逮捕に向けた動きが始まった。

クリスティーン・ファンは調査の動きを察知すると、直ちに米国を離れて中国へ帰国した。一方、スウォルウェル氏は一切の不正行為を否定している。その後、米下院倫理委員会は2023年に2年にわたる調査を終了し、いかなる措置も下さなかった。

同年、ケビン・マッカーシー下院議長は安全保障上のリスクを理由に、スウォルウェル氏を下院情報委員会から外した。

事情に詳しい関係者によると、最近になって、FBIの捜査官やカリフォルニア州の関係者が、過去の資料をもう一度整理し直すよう命じられ、できるだけ早く見直しを終えるよう求められている。上層部はまた、文書の一部を削除して機微な内容を覆い隠し、ワシントンの政府高官と共有するよう指示したという。

米ワシントン・ポストの報道によると、FBIの報道官は、FBIは他の部門に提供するため文書を定期的に審査しており、過去の政権期に開始された調査についても再検討を行っていると述べた。

スウォルウェル氏はカリフォルニア州の民主党下院議員であり、トランプ大統領に対する議会内で有名な批判者でもある。現在は州知事選への出馬に積極的に取り組んでいる。

また、別の民主党候補であるトム・ステイヤー氏も支持率で拮抗しており、スウォルウェル氏が実際にはカリフォルニア州に居住していないと批判している。一方、トランプ政権は彼に住宅ローン詐欺の関与があると主張している。

関連記事
米国の初代大統領ジョージ・ワシントンから現大統領のトランプ氏に至るまで、米大統領の移動手段は大きく変化してきた。馬車から自動車、専用機、装甲車まで、240年にわたる大統領専用の乗り物の歴史を振り返る
トランプ政権は7月27日、英国、ドイツ、日本など24の同盟国とともに、安全な第6世代移動通信システム(6G)の開発加速、6G規格の策定、中共による次世代通信技術への影響力の弱体化を目的とする世界的な協力計画を始動させた
米政府は、人工知能(AI)の発展に伴うデータセンターの拡大と電力需要の急増に対応するため、22日、約32億エーカーに及ぶ連邦水域内で原子力事業を建設する計画を評価すると発表した。これは、国内のエネルギー生産を拡大し、先進的な原子力技術の配備を加速する計画の一環である。
米通商代表部(USTR)は7月23日、日本や中国、EUなど60か国・地域からの輸入品に10~12・5%の追加関税を課す最終決定を発表した。24日に失効する一律10%関税に代わる措置である。
バンス米副大統領の警護を担当するシークレットサービス職員1人が、機密情報をメディアに漏えいした疑いで調査を受けていることが判明。刑事捜査に発展する可能性もあり、ホワイトハウスは強く非難した