郊外や農村の市場に集まる若者たち。2026年3月。(動画よりスクリーンショット)
節約と癒やしが生んだ新しい消費行動

中国で広がる週末市場通い 若者が郊外へ向かう理由

中国でいま、若者たちの週末の過ごし方に変化が起きている。これまで人気だった大型ショッピングモールではなく、郊外や農村の市場に足を運ぶ動きが広がっている。

かつては地元住民の生活の場だった市場に、若者が集まり始めた。週末の朝、友人同士で市場を歩きながら、野菜や果物を買い、屋台で食べ歩きを楽しむ姿が各地で見られる。安く買えたことを喜び、写真を撮ってSNSに投稿する様子も珍しくない。

背景にあるのは、経済の減速と生活への不安だ。就職環境は厳しく、収入の見通しも不安定な中で、「できるだけお金を使わない」という意識が若者の間で強まっている。市場では安く新鮮な食品が手に入るため、現実的な選択肢として支持を集めている。

▶ 続きを読む
関連記事
ポケットに手を突っ込み、日本側への「無礼外交」で批判を浴びた中国外務省アジア局長・劉勁松が交代していたことが分かった
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も
米上院が公表した機密解除文書により、コロナ前の2018年、中共軍の科学者が米研究施設へコロナウイルス試料を送っていたことが明らかになった。周育森と武漢ウイルス研究所との関係や、ワクチン特許をめぐる疑問を追う
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
ファウチ氏の日記1100ページが公開され、コロナ起源論争が再燃。「市場は発生源ではなく感染拡大の場」との記述も